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おせち前に確認する圧力鍋の深さ|説明書が「深さ」で書く1/3・1/2・2/3は何cm?

おせちの黒豆や煮物を圧力鍋で作る前に説明書を見ると、深さの2/3や1/3と書かれていても、それが何cmかは分かりにくいものです。測った鍋の深さを入れると、深さの1/3・1/2・2/3をcmで出します。今回確かめた説明書には、深さで書くものと、容量や内側の目盛り・線で書くものがあり、同じ料理でも割合が製品ごとに違うので、資料ごとの原文も並べました。その高さまで入れてよいかと、深さの測り方は判定していません。

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測った鍋の深さ

深さの1/3(深さ÷3)-
深さの1/2(深さ÷2)-
深さの2/3(深さ×2÷3)-

入力した深さに割合を掛けた長さです。その高さまで入れてよいかは判定していません。割り切れない時は、小数2桁に四捨五入して約○ cmと出しています。

深さで書いている説明書の例と、料理の区分ごとの割合は説明書が「深さ」で書いている例にあります。同じ料理でも、製品によって割合が違います。

説明書が容量や目盛り・線で書いている時は、この長さに当てはめないでください(容量や目盛り・線で書いている例)。

深さの測り方は決めていません(深さの測り方)。

説明書が「深さ」で書いている例:ティファールとWMFの圧力鍋

今回確かめた説明書のうち、鍋の深さに対する割合で書いているものです。お使いの圧力鍋の説明書の区分で、上のツールの行を見てください。

資料原文上のツールの行
ティファールの圧力鍋(1製品)「通常のお料理」:「材料+水分が 鍋の深さの2/3」深さの2/3
ティファールの圧力鍋(1製品)「麺類や分量が増えるもの(おでん等)」:「材料+水分が 鍋の深さの1/3」深さの1/3
ティファールの圧力鍋(1製品)「豆類」:「豆+水分が 鍋の深さの1/3」深さの1/3
ティファールの圧力鍋(1製品)「カレーやシチュー等」:「材料+水分が 鍋の深さの1/2」深さの1/2
WMFの圧力鍋(1製品)「材料は煮汁も含めて鍋の深さの2/3までです。」深さの2/3
WMFの圧力鍋(1製品)「豆類など加熱で量が増えるもの、カレーやシチュー、おかゆなど、加熱時に泡立つものは、煮汁を含めて深さの1/3までにしてください」深さの1/3

出典:表の上から4行はティファール・圧力鍋の取扱説明書(PDF・冊子21ページ)、下の2行はWMF・圧力鍋の取扱説明書(PDF)。

ティファールの同じページは「でんぷんが多い野菜で、とろみがつきやすいものも鍋の深さの1/2までとしてください。」「カレーやシチュー等のルウは、加圧調理後に入れてください。」とも書いています。WMFは、入れ過ぎについて「圧力放出口や自動調理スタートバルブの目詰まり、吹きこぼれの原因になります。」としています。

ティファールは材料+水分の高さ、WMFは煮汁を含めた高さで書いており、材料だけの高さではありません。同じカレーやシチューでも、ティファールのこの製品は深さの1/2、WMFのこの製品は深さの1/3です。どちらも今回確かめた1製品の資料なので、ほかの製品には当てはめず、お使いの圧力鍋の説明書の区分で見てください。

原文の「まで」などの言い方は揃えていません。割合ちょうどの高さまで入れてよいかは、上のツールでは判定していません。

説明書が容量や目盛り・線で書いている例:cmには直していません

今回確かめた説明書のうち、深さではなく、鍋の容量や内側の目盛り・線で量を書いているものです。

資料原文何で量を示しているか
ワンダーシェフの片手圧力鍋(3L)「水、食材を合わせて、鍋の容量の2/3未満の量(最高水位未満)で使用してください。」鍋の容量・最高水位
ワンダーシェフの片手圧力鍋(3L)「豆類、麺類等の調理中に膨張するものや、お粥のように泡立ちやすいものは、水、食材を合わせて、鍋の容量の1/3未満の量(豆類最大量未満)で落としフタを使用し」(続けて、圧力がかかったら火を弱め、噴き出さないようにする旨が書かれています)鍋の容量・豆類最大量
アサヒ軽金属の圧力鍋(1シリーズ)「一回に調理される量(水を含む)は、全容量の2/3以下にしてください。(『2/3最大』の目盛り以下)」水を含む全容量・内側の目盛り
アサヒ軽金属の圧力鍋(1シリーズ)「特に豆類のように煮炊きにより分量の増えるものは、1/3以下にしてください。(『まめ最大』の目盛り以下)」水を含む全容量・内側の目盛り
フィスラーの圧力鍋(1製品)「1 回の調理量は鍋の容量の2/3以下(max表示を参照)にしてください。」鍋の容量・max表示
フィスラーの圧力鍋(1製品)「米、スープ、乾燥野菜など、調理中に泡立ったり膨張したりする食品の場合は1/2以下にしてください。」鍋の容量
フィスラーの圧力鍋(1製品)「豆類・麺類などのように、煮炊きによって分量が増えるものは、1/3 以下で使用してください。」鍋の容量
パナソニックの電気圧力なべ(確かめた説明書の製品)「材料と水分(調味液など)は、内なべの⅔(『MAX』線)以上の量で調理しない」内なべの割合・MAX線
パナソニックの電気圧力なべ(確かめた説明書の製品)「豆類や麺類など、煮炊きで分量が増える物を圧力調理するときは、内なべの⅓(『豆類MAX』線)以上の量で調理しない」内なべの割合・豆類MAX線

出典:表の上から順に、ワンダーシェフ・片手圧力鍋の取扱説明書(PDF)/アサヒ軽金属・圧力鍋シリーズの取扱説明書(PDF)/フィスラー・圧力鍋の取扱説明書(PDF)/パナソニック・電気圧力なべの取扱説明書(PDF)。

フィスラーは「調理量は材料、調味料、水分のすべてを含みます。」としています。パナソニックの同じ見開きには「材料と水分(調味液など)を合わせて、内なべの⅔までの量で調理する。(豆類は、水分と合わせて⅓まで)」という書き方もあり、「以上の量で調理しない」と「まで」の両方があります。

ワンダーシェフは「未満」、アサヒ軽金属とフィスラーは「以下」と書いています。このページは言い方を揃えていません。最高水位や目盛り・線ちょうどまで入れてよいかは、上のツールでは判定していません。

今回確かめた資料では、容量の2/3を深さの2/3と同じとする根拠は確認できませんでした。上のツールのcmは、これらの製品には当てはめないでください。これら4社の資料は、割合とあわせて最高水位・豆類最大量・目盛り・max表示・線を挙げています。

上の2つの表に無いメーカーの圧力鍋は、説明書が深さと容量のどちらで書いているかを確かめてから、上のツールを使うかどうかを決めてください。

深さの測り方:測る位置は資料で確かめられていません

今回確かめたメーカーの資料では、深さをどこからどこまで測るか(内側の底から縁まで、中央で測る、など)を書いた原文は確認できませんでした。

上のツールは、入力した深さに割合を掛けているだけで、測る位置は決めていません。お使いの圧力鍋の説明書に測り方が書かれていれば、その測り方で測ってください。

おせちの黒豆を煮る前に:説明書にある豆類の注意

豆類の割合は、上の2つの表の豆類の行にあります。ここでは、資料が豆類について割合のほかに書いている注意を並べました。

黒豆を煮る量が割合の範囲に収まるか、吹きこぼれないかは、このページでは判定していません。

参考にした情報

このツールは、入力した深さに1/3・1/2・2/3を掛けているだけで、その高さまで入れてよいかと、深さの測り方は判定していません。量の書き方は、ティファール・WMF・ワンダーシェフ・アサヒ軽金属・フィスラー・パナソニックの取扱説明書と、ワンダーシェフのよくある質問から整理したもので、2026年10月24日時点で確認した内容です。