加湿器を使っていても、湿度計に出る「湿度」(相対湿度)だけでは入れすぎかどうか分かりにくいことがあります。相対湿度は室温が変わると同じ水分量でも数字が動くためです。室温と相対湿度を入れると、空気中に実際に含まれている水分の量(絶対湿度)と、室内の物の表面が結露し始める温度の目安(露点)を計算します。
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| 室温・相対湿度を入力すると判定が表示されます。 | |
| 絶対湿度 の目安 | - |
|---|---|
| 露点 の目安 | - |
室内の物の表面(窓際など)の温度が露点を下回ると、そこに結露が始まります。
このページでいう「加湿しすぎ」は、室内でいちばん冷える面(窓ガラスなど)の温度が、その場の空気の露点を下回っている状態を指します。露点は今の水分量のまま温度を下げていったときに結露が始まる温度なので、室内のどこかの表面温度がそれより低ければ、その面ではすでに結露が始まっている、または始まりやすい状態にあることになります。
この線引きは、空気中の水分量が同じでも成り立ったり成り立たなかったりします。窓の断熱性能、外気温、カーテンの有無、部屋の場所ごとの温度差などによって、いちばん冷える面の温度そのものが変わるためです。上の入力欄にその面の温度が分かれば入れると、この線引きに沿った判定が出ます。分からない場合は空欄のままで構いません。
湿度計に表示される「湿度」は、多くの場合は相対湿度です。相対湿度は、その温度で空気が含める水分量の上限(飽和量)に対して、実際にどれだけ含んでいるかの割合です。空気中の水分量が同じでも、室温が上がれば相対湿度は下がり、室温が下がれば相対湿度は上がります。加湿の目安を「相対湿度50%」のように相対湿度だけで管理していると、暖房の強さを変えただけで数字が動き、加湿そのものを増やしたのか減らしたのかが分かりにくくなります。
絶対湿度は、空気1立方メートルあたりに含まれる水蒸気の重さ(g/m³)です。室温が変わっても、そこにある水分の量そのものは変わりません。相対湿度は室温が変わると同じ水分量でも数字が動きますが、加湿の目標を絶対湿度で持つと、室温に左右されない基準になります。上の計算では、入力した室温と相対湿度から、この絶対湿度を求めています。
露点は、いまの空気に含まれている水分量のまま温度だけを下げていったとき、水蒸気が水滴になり始める温度です。室内の物の表面(窓際・壁・家具の裏など)の温度が露点を下回ると、そこに結露が始まります。加湿を強めるほど露点も上がるため、外気で冷えやすい場所ほど結露が起きやすい方向に働きます。冬に窓の結露が心配な場合は、窓の結露を予測する|露点温度の計算で窓の表面温度別に確かめられます。
この計算は、入力した室温と相対湿度から理論上の絶対湿度と露点を求めるものです。実際に結露するかどうかは、窓やサッシの断熱性能、外気温、風の当たり方、部屋ごとの温度差などによっても変わるため、この数値だけで結露する・しないを判定するものではありません。
飽和水蒸気圧はTetens式(e_s = 6.1078 × 10^(7.5T/(T+237.3))、単位hPa)で求め、これに相対湿度をかけた水蒸気圧から絶対湿度・露点を計算しています。