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大人用おむつとパッドの組み合わせ — 重ねれば吸うわけではない

パッドを重ねて枚数を増やせば安心、と考えるのは自然なことで、実際に多くの人が同じように使っています。しかしパッドは重ねても吸収量が増える構造にはなっていません。本体のタイプ・今のパッド枚数・パッケージの「◯回吸収」表示を選ぶと、見直す点がその場でわかります。

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    「重ねれば吸う」が効かない理由

    パッドを2枚、3枚と重ねて使う方法は広く行われていて、枚数を増やせば安心につながる、と考えるのは自然な発想です。ただし、紙おむつのパッドは肌に触れる面から吸収体、その外側に防水フィルムという順番の構造になっています。防水フィルムは水を通さない素材なので、上のパッドが吸収した水分は、下に重ねたパッドまでは届きません。重ねても、実際に働いているのはいちばん肌に近いパッド1枚分だけになります。

    枚数を増やす代わりに効果が期待できるのは、1枚あたりの吸収回数の表示が大きいものに替えることです。同じ1枚で、より多くの水分を受け止められるように作られています。

    本体のタイプとパッドのサイズ

    パンツタイプの本体に、テープ止め用として作られた大判のパッドを合わせると、サイズが合わずにずれてしまい、漏れの原因になることがあります。パンツタイプには、パンツ用として作られた小さめのパッドを選ぶと、体に沿いやすくなります。テープ止めタイプは比較的大きめのパッドも使えますが、パッケージに書かれた「対応本体タイプ」の表示を確認してから選んでください。

    「◯回吸収」の数字の読み方

    パッケージの「◯回吸収」という表示は、そのまま合計の吸収量を示すものではなく、交換の目安回数として書かれていることが多いです。回数の表示が大きい製品ほど、交換の間隔を延ばせるように作られています。夜間に交換しない時間帯があるなら、回数表示の大きいものを選ぶと余裕が生まれます。逆に日中こまめに交換できるなら、回数の小さい製品でも足ります。

    この診断で分からないこと

    この診断は、大人用紙おむつとパッドを組み合わせる際の、サイズ・重ね方・表示の読み方という物理的な適合だけを扱ったものです。医療的な判断や、個々の体調・症状の評価を行うものではありません。