床下点検口が見当たらないリノベーション済みの中古住宅について、確かめておきたいことを公的機関と業界団体の資料の書き方のまま整理しました。床下へのほかの入口、建物状況調査の報告書で床下がどこまで調べられたか、シロアリの点検と防蟻処理の記録、後から点検口を設ける時の補強を載せています。
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見当たらない時は、キッチン等の床下収納庫や1階の和室、縁側など、ほかに床下へ入れる場所があるかを確かめてください。
国土交通省の資料にある、既存住宅の建物状況調査(既存住宅状況調査)での床下の扱いです。報告書では、床下が調査されたか、どこが「調査できなかった」とされているかを確かめてください。
「調査できなかった」と書かれた箇所を、異常が無かったことと読み替えてよいという説明は、今回確かめた資料にはありません。
一般社団法人住宅性能評価・表示協会の制度の説明にある、配管の点検口についての記載です(出典:住宅性能評価・表示協会・維持管理対策等級(専用配管)の説明)。
| 項目 | 原文 |
|---|---|
| 評価の対象 | 「専用の給排水管・給湯管及びガス管の維持管理」 |
| 等級3の説明 | 「掃除口及び点検口が設けられている等」 |
| 等級2の説明 | 「配管をコンクリートに埋め込まない等」 |
| 点検・清掃のための開口 | 「適切な点検のための開口や掃除口が設けられていること」 |
これは専用の配管の維持管理のしやすさについての説明です。床下点検口が見当たらないことだけで等級が分かるという説明は、今回は確かめられていません。引いたページは平成19年度の評価データに付いた制度の説明で、いまの判定基準の詳細として引いているものではありません。
点検を何年ごとに行うかの数値は、今回は確かめられていません。リノベーションの時に防蟻処理をしたか、それがいつだったかを見た目で判断できるという資料も確かめられていません。施工や点検の記録が残っているかを確かめてください。
後から設ける費用の目安は、公的機関や業界団体の資料では確かめられていません。
この記事は、国土交通省・一般社団法人住宅性能評価・表示協会・一般財団法人ベターリビング・一般社団法人住宅長期支援センター・一般社団法人住宅リフォーム推進協議会・公益社団法人日本しろあり対策協会・一般社団法人関西・北陸しろあり対策協会の資料を2026年10月15日時点で確認した内容から整理したものです。お住まいの床下にシロアリの被害があるか、点検口が無いことに問題があるかどうかは判定していません。