電気ケトルの手入れに重曹を入れて沸かしてよいかを、タイガー・ティファール・デロンギの電気ケトルの取扱説明書と、ティファールのよくある質問で確かめました。重曹を入れて沸かす手順があったのは、ティファールの、樹脂のにおいを軽くする方法だけでした。水あかの手入れとして説明書にあったのはクエン酸(デロンギは食酢もしくはクエン酸)を使う手順で、量と時間は説明書ごとに違います。会社と資料を分けて紹介します。
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今回確かめた資料で、重曹について書かれていたことです。
| 会社・資料 | 重曹についての指定 |
|---|---|
| ティファール・よくある質問(樹脂のにおいの軽減) | 「【重曹によるにおいの軽減方法】」「水をMax(満水)まで入れ、その中に重曹(15g程度)を入れます。」「ふたを閉めて沸とうさせ、その後、半日(約12時間)放置します。」 |
| デロンギ・電気ケトルの取扱説明書 | 「ケトルの内部は、固く絞った濡れふきんに重曹をつけて拭き、よくすすいでください。」 |
| タイガー・電気ケトルの取扱説明書 | 重曹や酢を使えるかを書いた記載は、今回確かめた説明書では見当たりませんでした |
出典:1行目はティファール・電気ケトルのよくある質問、2行目はデロンギ・電気ケトルの取扱説明書(PDF)、3行目はタイガー・電気ケトルの取扱説明書。
ティファールの手順は、樹脂のにおいを軽くする方法として書かれたもので、水あかを落とす手順ではありません。かき混ぜて溶かすことと、最後に十分すすぐことも書かれています。ほかの会社の電気ケトルや、ティファールのすべての製品に当てはまるかは、今回確かめた資料では分かりませんでした。
デロンギは重曹をつけて拭くよう書いていますが、重曹を入れて沸かす手順は、今回確かめた説明書には見当たりませんでした。拭いてよいことは、入れて沸かしてよいことと同じではありません。タイガーについては記載が見当たらなかったというだけで、使えるとも使えないとも書かれていません。お使いの電気ケトルの取扱説明書で確かめてください。
今回確かめた3社の電気ケトルの取扱説明書で、内側の水あか(白い付着物)の手入れとして書かれている手順です。量と時間は、それぞれの説明書の指定です。
| 会社・資料 | 入れるものと水の量 | 沸かした後 |
|---|---|---|
| タイガー・電気ケトルの取扱説明書 | 「クエン酸 約30g(大さじ2 ~ 3杯)を入れる。」「満水目盛まで水を入れてまぜ、ふたをつける。(お湯は入れない)」 | 「お湯をわかし、約2時間放置する。」 |
| ティファール・電気ケトルの取扱説明書 | 「水をMAX(満水)まで入れ、その中にクエン酸(15g程度)を入れて、かき混ぜます。」 | 「ふたを閉めて沸とうさせ、その後、約1時間放置します。」 |
| デロンギ・電気ケトルの取扱説明書 | 「ケトルに0.8Lの水と食酢もしくはクエン酸を大さじ2〜3杯入れ、ふたをします。」 | 「沸き上がったら(=電源スイッチOFF)、そのまま1時間放置します。」 |
出典:1行目はタイガー・電気ケトルの取扱説明書、2行目はティファール・電気ケトルの取扱説明書(PDF)、3行目はデロンギ・電気ケトルの取扱説明書(PDF)。
3社の量と時間は、それぞれの説明書の対象の電気ケトルについての指定で、1つにまとめた量や時間はありません。タイガーとティファールの満水の量を L に直した値は、今回確かめた説明書には書かれていませんでした。デロンギは、食酢とクエン酸のどちらかを入れる手順で、両方を入れる手順ではありません。お使いの電気ケトルの取扱説明書の量と時間で確かめてください。
水だけで沸かす工程は、タイガーとデロンギでは洗った後の手順に入っていて、ティファールではクエン酸のにおいが気になる場合の手順です。何回沸かせば終わりかを、すべての電気ケトルに共通する回数として書いた資料は、今回確かめた中にはありませんでした。
内側の手入れとは別に、洗剤や研磨材、本体と部品の扱いについての指定です。
| 会社・資料 | 洗剤・研磨材 | 本体・外側・部品 |
|---|---|---|
| タイガー・電気ケトルの取扱説明書 | 「洗剤・シンナー類・クレンザー・漂白剤・化学ぞうきん・金属たわし・ナイロンたわし・メラミンスポンジなどは使わない。」 | 「水につけたり、水をかけたりしない。丸洗いしない。」外側は「よくしぼったフキンでふき取る」 |
| ティファール・電気ケトルの取扱説明書 | 外側のがんこな汚れに「ぬらした布に中性洗剤を含ませて擦り、拭き取ってください。」「磨き粉や金属タワシ、漂白剤などを使用しないでください。」 | ふたは「乾いたふきんなどでしっかりと拭き、乾かしてください。」、注ぎ口の取り外せるフィルターは「フィルターを引き抜き、水洗いします。」。ケトル本体と電源プレートは、水に浸けないよう指定しています |
| デロンギ・電気ケトルの取扱説明書 | 外側に「お湯で薄めた台所食器用洗剤を柔らかい布に含ませ、固く絞ってから拭き取ります。」「クレンザー(研磨剤)、ベンジン、シンナー、金だわしは使用しない。」 | 外側は「柔らかい布にお湯を含ませ、固く絞ってから拭き取ります。」、図には「ケトル本体(内部のみ、すすぎ洗い可)」とあります |
出典:1行目はタイガー・電気ケトルの取扱説明書、2行目はティファール・電気ケトルの取扱説明書(PDF)、3行目はデロンギ・電気ケトルの取扱説明書(PDF)。
ティファールとデロンギの洗剤の指定は、外側を拭く時のものです。内側に洗剤を入れて洗えるかは、今回確かめた説明書では分かりませんでした。デロンギの図のすすぎ洗いは「内部のみ」で、本体全体を水につけてよいという意味ではありません。タイガーの注ぎ口は、クエン酸で洗った後に水だけで沸かして湯を捨てる工程で湯が通る部分で、取り外して洗う手順は今回確かめた説明書には見当たりませんでした。
湯に混じる白い物が、ミネラルによるものか、フィルターが壊れたものかを見た目で見分ける方法は、今回確かめた資料には書かれていませんでした。気になる時は、お使いの電気ケトルの取扱説明書やメーカーの案内で確かめてください。
電気ケトルの手入れとは別の計算ですが、関係するツールです。
加湿器掃除のクエン酸は何gかこの記事は、タイガー・ティファール・デロンギの電気ケトルの取扱説明書と、ティファールのよくある質問を、2026年10月28日に確認した内容から整理したものです。お使いの電気ケトルで重曹を使えるかや、手入れの効果は判定していません。