石油ストーブ・石油ファンヒーター・ガスファンヒーターは、燃焼の空気を室内から取り、燃焼ガスを室内に出す「開放式」の器具があります。まず自分の器具がどれかを見分けて、換気の指示をどこで確認すればよいかを整理します。換気の間隔は器具ごとに違うため、このページでは一律の数値を出しません。
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石油ストーブ・石油ファンヒーター・ガスファンヒーターなどの暖房器具には、燃焼に使う空気をどこから取り、燃焼で出たガスをどこへ出すかによって、いくつかの種類があります。
開放式
燃焼の空気を室内から取り、燃焼ガスを室内に出す構造です。
FF式
燃焼の空気を屋外から取り、燃焼ガスを屋外へ出す構造です。
FE式
燃焼の空気を室内から取り、燃焼ガスを屋外へ出す構造です。
電気ストーブ・エアコン・こたつ・電気毛布などの電気式の暖房器具は燃焼をしないため、この区分の外にあります。
燃焼しない電気の暖房器具については、暖房器具、久しぶりに出す前に確認することで、使う前の点検の観点を整理しています。
石油ストーブ・石油ファンヒーターのように灯油を使う器具では、灯油の買い置きの量も気になるところです。灯油はポリタンク何本?で、使用時間と燃料消費量からまとめ買いの本数の目安を計算できます。
自分が使っている器具が開放式かどうかは、次の3つで確認できます。
使う前に、自分の器具で確かめること
換気の間隔・時間はこのページでは扱いません(器具ごとに違うため、取扱説明書の指示に従ってください)。
燃焼には酸素が必要で、燃焼によって二酸化炭素と水蒸気が生じます。開放式の器具は、この燃焼ガスを室内に出す構造のため、使用中は室内の空気の成分が変わります。
酸素が不足した状態では不完全燃焼が起こり、一酸化炭素が生じることがあります。一酸化炭素は無色無臭で、においなどで気づくことはできません。
使用中に、においが強い・炎の色がいつもと違う・気分が悪いなど、いつもと違うことがあれば、器具の使用をやめてメーカー・販売店・ガス事業者に相談してください。このページでは、個別の器具が安全に使える状態かどうかの判定はしません。
「換気 頻度」で検索してこのページに来た方もいると思いますが、このページでは換気の間隔を数値では示しません。理由は次のとおりです。
必要な換気の量は、器具の燃焼量・部屋の広さ・気密性・給気の取り方によって変わります。これらの組み合わせは器具や住まいごとに異なるため、一律の数値をここで示すことはできません。
その器具についての換気の指示は、取扱説明書に書かれています。それが最優先の情報です。
家に24時間換気システムがある場合、それを止めているかどうかで室内の空気の入れ替わり方が変わります。24時間換気を止めると何が起きるかで整理しています。
取扱説明書の中では、「安全上のご注意」「使用方法」「換気について」といった項目に、換気に関する記載があります。
取扱説明書が手元に無い場合、メーカーのサイトで型式から探せる場合があります。型式は本体の銘板に書かれています。
開放式の器具は燃焼のときに水蒸気も室内に出すため、使用中は室内の湿度が上がりやすくなります。
湿度が上がった結果、窓に結露が出るかどうかは、窓の結露を予測するで室温と湿度から計算できます。加湿器も併用している場合は、加湿しすぎていないかで今の湿度の位置を確かめられます。
室温と湿度を見るための道具の例です。一酸化炭素などの燃焼ガスを検知するものではありません。
FF式・電気式・エアコンは、室内に燃焼ガスを出さない構造です(電気式はそもそも燃焼しません)。開放式から替える場合の選択肢として、こうした構造の違いがあります。
暖房器具を出す前の点検については、暖房器具、久しぶりに出す前に確認することで整理しています。
このページでは、次のことは扱いません。
この記事は、燃焼する暖房器具の構造の違いと、自分の器具がどれかを見分ける手順を説明したものです。必要な換気の量や、特定の使い方が安全かどうかを示すものではありません。換気についての指示は、お使いの器具の取扱説明書に従ってください。