くらしトゥデイ / 洗濯とお手入れ

過炭酸ナトリウムのつけ置き、使ってはいけない衣類と湯の温度

過炭酸ナトリウム(粉末酸素系漂白剤)のつけ置き洗いは手軽ですが、洗濯表示や素材によっては使えない衣類があります

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早見:使えない主なものは、毛・絹とその混紡、革、水洗いできない衣類、色落ちする衣類、金属のボタンやファスナーです。湯温は製品ごとに30〜60℃の範囲で案内が分かれ、衣類の洗濯表示にある上限温度は超えません。詳しい数値は下の表で確認できます。

洗濯表示の三角記号で「使えるか」を見分ける

つけ置きの前に、まず衣類についている洗濯表示タグの漂白記号を確認します。消費者庁の案内によると、漂白表示が「△」(三角のみ)または「△に斜線が2本入ったもの」であれば、水洗いできる綿・麻・化学繊維の衣類に、粉末酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)を基本的に使用できます。「×が付いた△」の表示がある衣類は、酸素系・塩素系のどちらの漂白剤も使えません。

この記号はあくまで漂白剤が使えるかどうかを示すもので、洗える湯の温度を示す「洗濯おけ」の記号とは別です。湯温については、後の「湯の温度・時間・分量はメーカーで違う」でもふれます。

毛・絹・革など、使えない素材と理由

「酸素系漂白剤は色柄物にも使いやすい」といっても、すべての衣類に使えるわけではありません。花王シャボン玉石けんオキシクリーンが共通して使用を避けるよう案内しているのは、毛・絹とその混紡、革、水洗い不可・ドライクリーニング専用の衣類、色落ちする衣類、含金属染料を使った衣類、金属製のボタンやファスナーが付いた衣類です。

花王は、粉末が弱アルカリ性であるため、毛や絹などアルカリに弱い繊維には向かないと説明しています。金属が付いた部分は、変色するおそれがあるとしています。

湯の温度・時間・分量はメーカーで違う

つけ置きに使う湯の温度・時間・粉末の分量は、製品によって案内が異なります。この記事の数値をそのまま流用せず、手元の製品の表示に従ってください。参考までに、主要な4製品の目安を並べます。

製品水量・分量湯温目安時間
花王ワイドハイター(粉末)水5Lに25g衣類の洗濯表示の上限以下約30分(最長2時間未満)
シャボン玉石けん水2Lに10g40〜50℃通常30分(頑固な汚れは60分)
パックス湯2Lに10g30〜50℃15〜30分(黄ばみ等は約30分)
オキシクリーン製品付属スプーンで計量40〜60℃約20分(最大6時間)

花王は、湯の温度について衣類の洗濯表示(桶マークの数字)の上限以下にするよう案内しています。分量や時間の目安も、いずれも各社の公式ページで確認した数値です。オキシクリーンは分量を製品付属のスプーンとパッケージの表示に従うとしています。

色落ちテストのやり方

色柄物に使う前は、色落ちを確認します。手順は製品によって多少異なります。

花王の方法:温水1Lに粉末25gを溶かし、衣類の目立たない部分を浸して約5分置く。そのあと白い布を当ててたたき、色が布に移るようなら使用を避ける。

オキシクリーンの方法:目立たない部分で試し、乾燥したあとまで色の変化を確認する。

やってはいけないこと(作り置き・密閉・熱湯・塩素系との併用)

衣替えの時期を調べたい場合は、秋の衣替えはいつ始めるかもご覧ください。

参考:消費者庁「家庭用品品質表示法 取扱表示(洗濯表示)」、消費者庁「雑貨工業品品質表示規程 解説」、花王製品情報・よくある質問、シャボン玉石けん製品ページ、太陽油脂パックスよくある質問、オキシクリーン公式サイト。いずれも各社・消費者庁公式の案内を確認しました。