くらしトゥデイ / 洗濯とお手入れ

毛布を縦型洗濯機で洗う時の洗濯ネット — ネットなしで洗えるとする案内、ネットが必要な機種があるという案内、ネットかキャップを選ぶ区分を、4社の案内の条件ごとに紹介

毛布を洗濯機で洗う時に洗濯ネットを使うかは、今回確かめた4社の案内では、機種や、毛布の素材・重さ・枚数によって分かれていました。パナソニックの縦型洗濯機の1機種のよくある質問には「洗濯キャップやネットなしで洗えます。」とある一方で、パナソニックのよくある質問は「機種によっては毛布を洗うときに、洗濯ネットが必要です。」としています。ここでは4社の資料を、対象の機種・区分ごとに分けて紹介します。お使いの洗濯機と毛布でネットが要るかは、取扱説明書で確かめてください。

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ネットなしで洗えると書かれた機種の例(パナソニックの縦型洗濯機の1機種)

パナソニックの縦型洗濯機の1機種のよくある質問は、毛布コースで洗う毛布について「洗濯キャップやネットなしで洗えます。」としています。同じページの機種別の表では、化繊100%の毛布は「3kg以下1枚まで」、綿100%の毛布は「3kg以下2枚まで」です(出典:パナソニック・縦型洗濯機の1機種の毛布の洗い方)。

綿100%の「3kg以下2枚まで」が1枚あたりの重さか、2枚の合計かは、確かめていません。毛布の大きさの上限も、このページでは確かめていません。

同じページは「洗える容量(サイズ)や、洗濯キャップ・洗濯ネットの使用有無は、機種により異なります」としています。ネットなしで洗えるのは、このページが対象にしている機種の案内です。

ネットが必要な機種がある、という案内(パナソニック・日立)

パナソニックのよくある質問は「機種によっては毛布を洗うときに、洗濯ネットが必要です。」としています。ネットを使う時の入れ方は「折り返しながら6つ折り(びょうぶ折り)にして、ヘリのある方を毛布用洗濯ネットの底部になるようにして入れ、ファスナーを閉める」で、向きについて「ファスナー部を上にする(上にしないと、毛布用洗濯ネットが破れる原因)」と書いています(出典:パナソニック・毛布を洗う時の洗濯ネットのよくある質問)。

同じよくある質問には、毛布3kg以下用と、一枚ものの毛布1.6kg以下用のネットの案内があります。これはネットの側の対象の重さで、洗濯機で洗える毛布の重さとは別に確かめるものです。ネットの寸法は確かめていません。

同じよくある質問は、ネットや洗濯キャップが必要な場合の注意として「洗濯キャップや洗濯ネットを使用せずに洗うと、遠心力で洗濯物が浮き上がって槽から飛び出し、布団などが損傷したり、本体が故障するおそれがあります。」としています。上の、ネットなしで洗えると書かれた機種の案内とは別の話です。

日立のよくある質問は、毛布などを毛布コースで洗うよう指定し、ネットについては「機種によっては」としたうえで「市販の洗濯ネットに洗濯物を入れる必要があります。」と書いています。あわせて「洗濯ができる素材や容量は機種によって異なります」とあり、ネットの寸法や、毛布の重さ・大きさの上限は、このよくある質問では確かめていません(出典:日立・毛布の洗い方のよくある質問)。日立が代表例として挙げている、シングルの毛布1枚のたたみ方は次のとおりです。

すべての大きさ・枚数・機種に共通の方法ではありません。日立は、「毛布などの大物の洗濯物を、折りたたんだ状態でほかの洗濯物と重ねて洗濯・脱水槽に入れないでください。」とし、続けて、異常な振動や洗濯物の飛び出し、洗濯機が倒れる可能性を説明しています。

シャープの、毛布の重さでネットとキャップの扱いが分かれる表と、キャップに対応していない機種の入れ方

シャープのよくある質問には、洗濯容量8kg以上の全自動洗濯機について、毛布の重さごとに、大型毛布用丸形ネットと洗濯キャップのどちらを使うかの表があります(出典:シャープ・全自動洗濯機の毛布の洗い方)。

毛布の重さ表の案内
約1.5kg以下大型毛布用丸形ネットの欄が「○」、洗濯キャップの欄が「×」
約1.5kg~4.2kg「洗濯キャップ、大型毛布用丸形ネットのどちらかをご使用ください」

同じ表には、素材として「合成繊維(アクリルなど)100%」「綿100%」と、大きさの注記として「シングル:150cm×210cm以下」「ダブル:180cm×230cm以下」が書かれています。このよくある質問が対象にしている区分の例で、ほかの機種の上限ではありません。表では約1.5kgが両方の欄に出てくるので、約1.5kgちょうどの毛布がどちらの欄に当たるかは、このページでは決めていません。

洗濯容量8kg以上の区分でも、毛布の重さは洗濯容量とは別に、約1.5kg以下と約1.5kg~4.2kgの欄で示されています。洗濯容量の重さまで毛布を入れられる、という案内ではありません。

シャープは、指定の洗濯キャップや大型毛布用丸形ネットを使わずに運転して洗濯物や製品が傷んだ場合は、メーカーの無償対応の対象外になると書いています。

別の対象機向けのよくある質問は、「別売の洗濯キャップは対応していない」機種について、ネットへの入れ方を「6つ折りにしてから巻き込む。」「洗濯物の高さが水面以下になるように折りたたんでください。」としています(出典:シャープ・洗濯キャップに対応していない機種の毛布の入れ方)。上の表の、キャップとネットのどちらかを選べる区分とは別の案内です。

ネットに入れると片寄る場合がある、という案内(ハイセンスの縦型洗濯機の1機種)

ハイセンスの縦型洗濯機の1機種の取扱説明書は、化繊毛布1枚や綿毛布2枚などの、指定の少ない量の条件について「洗濯ネットに入れると、片寄って洗えない場合があります。」としています(出典:ハイセンス・縦型洗濯機の1機種の取扱説明書(PDF))。この条件の具体的な重さは確かめていません。

ネットを使えば片寄らない、とは言えない例です。この機種のこの条件の案内で、ハイセンスのほかの機種や、ほかの量にも同じかは分かりません。

毛布の洗濯表示を確かめる案内(パナソニック・日立・シャープ)

パナソニックは「洗えない毛布もあります。事前に取扱い絵表示で確認いただき、表示に従って取り扱いください。」としています(出典:パナソニック・毛布の洗い方の案内)。

日立のよくある質問は、洗う毛布の条件として「『手洗い』または、『洗濯機洗い』の絵表示があるもの」を挙げ、「絵表示がないものは洗わないでください。」としています。同じページは「洗濯ができる素材や容量は機種によって異なります」とも書いていて、絵表示の条件のほかに、素材と容量も機種ごとに確かめる案内です(出典:日立・毛布の洗い方のよくある質問)。

シャープのよくある質問の表にも「(表示のないものは洗わないでください)」と書かれています(出典:シャープ・全自動洗濯機の毛布の洗い方)。

表示があればどの毛布も洗える、という意味ではありません。洗濯記号ごとの洗い方は、この記事では扱っていません。

洗濯機の容量や、電気毛布の洗い方

この記事のネットの案内とは別に、洗濯機の容量や、電気毛布を洗えるかを確かめる時のページです。

洗濯機の容量目安(人数と洗い方から計算)
家族の人数と、毎日洗うかまとめ洗いかから、洗濯機に必要な容量の目安を計算するツールです。
電気毛布は洗えるのか
電気毛布や電気敷きパッドが洗濯できるかを、タグの表示とコントローラーの扱いから確かめる記事です。この記事の毛布とは別の製品です。

参考にした情報

この記事は、パナソニック・シャープ・日立・ハイセンスの縦型洗濯機の資料を、2026年10月31日時点で確認した内容から整理したものです。お使いの洗濯機と毛布で、ネットや洗濯キャップが要るかは判定していません。取扱説明書の案内に従ってください。