防音シートは「面積」だけで買うと、貼り方によって枚数が足りなくなることがあります。施工したい面の幅・高さと、シート1枚のサイズ・重さを入れると、必要枚数・総重量・面密度(kg/m²)を計算します。天井は対象にせず、壁の施工だけを扱います。計算はブラウザ内だけで行います。
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| 施工面の面積 | - |
|---|---|
| 横列数・縦列数 | - |
| 必要枚数 | - |
| 総重量 | - |
| 面密度 (シート単体) | - |
| 合計面密度 | - |
SNSでは「防音室の工事直後に吸音スポンジが剥がれ落ちた」といった声が見られます(個人を特定できる形での引用はしていません)。「防音」という言葉で検索して最初に買うものが、目的の音漏れ対策になっていないことは珍しくありません。「防音」には、性質の違う2つの役割が混ざっています。
吸音材だけを壁に貼っても、部屋の中の響きは変わりますが、隣室や外への音漏れはほとんど変わらないことがあります。響きを抑えたいのか、外への音を減らしたいのかによって、選ぶ製品が変わります。
遮音を目的にする場合、一般に材料が重いほど音を通しにくいとされています(質量則と呼ばれる考え方です)。ここで説明するのは「重いほど良い」という傾向だけで、具体的にどれだけ音が下がるかという数値は扱いません。実際にどれだけ音が伝わりにくくなるかは、壁の構造・窓やドアの有無・隙間の状態によって大きく変わり、シートの重さだけでは決まらないためです。このページの計算では面密度(1m²あたりの重さ)の数値を出しますが、それは音の効果を保証するものではありません。
遮音シートは決まったサイズの1枚単位で販売されています。施工したい面の面積とシートの面積を単純に比べると足りているように見えても、幅や高さがシートのサイズにきっちり収まらない限り、余った分にもう1枚分が必要になります。この計算では、まず1枚目が幅(高さ)いっぱいを覆うものとして数え、残りの長さを「重ね代を引いた分だけ進む」1枚あたりの前進量で割って、追加で必要な列数・段数を出しています。重ねて貼る分、2枚目からは1枚が覆う長さがシートの実寸より短くなるためです。面積だけで枚数を決めると、この余りを見落として枚数が足りなくなることがあります。
遮音シート1枚だけでなく、石膏ボードなど別の材料をさらに重ねて貼る施工が行われることがあります。この場合の合計の重さの目安は、各材料の面密度(kg/m²)を単純に足し算した概算になります。上の入力欄に追加する材料の重さ・サイズを入れると、シート単体の面密度と合計した値を表示します。合計した面密度から音の変化を数値で予測することはしていません。あくまで重量の目安です。
賃貸住宅の壁は石膏ボードで、ビスを効かせられる下地(間柱)が無い場所が多くあります。ビス止めができない場合、両面テープなど下地を傷つけない方法で貼ることになりますが、総重量が大きいシートを両面テープだけで留めると、時間の経過とともに剥がれ・落下につながることがあります。使う製品の推奨施工方法・テープの耐荷重表示を確認してから選んでください(具体的な耐荷重の数値はここでは扱いません)。
天井への施工は、重量のある材料が上から落下する危険があるため、このページの計算対象にはしていません。天井に貼りたい場合は、自分で判断せず、施工業者に相談することをおすすめします。
ドアや窓のわずかな隙間は、壁面の対策より先に音の通り道になっていることがあります。ドア下端の隙間、窓のサッシまわりなど、目に見えにくい部分にすきまテープを使う対応もあります。
この計算は、入力した施工面の幅・高さ、シートの幅・高さ・重さ、重ね代から、列数・段数・必要枚数・総重量・面密度を算出しています。外部の統計や実測データは使っていません。実際に使う(または検討している)製品のサイズ・重さの表記を確認し、必要であれば数値を入れ直して計算し直してください。