エアコンなど消費電力の大きい家電が今どれだけ電気を使っているかは、スマートメーターと連携する機器を置くとスマホでほぼリアルタイムに見えます。設定を変えた効果をその場で確かめる方法と、無料でできる範囲もまとめました。
広告・PR:本ページはアフィリエイト広告(楽天アフィリエイト)を含みます。計算はすべてブラウザ内で行い、入力内容をサーバーへ送信しません。
エアコンは「つけたら◯◯W」と決まった量を使い続けるわけではありません。外の気温・設定温度・今の室温との差によって、運転中の消費電力は刻々と変わります。
室温が設定温度から離れているうちは能力を大きく使い、設定温度に近づくと運転を絞ります。この動きが、消費電力(W)の数字の上下として表れます。
そのため、同じ設定温度にしていても、暑い日と涼しい日では消費のしかたが違います。カタログに載っている消費電力の数字は運転を続けたときの定格値で、この日々の変動までは分かりません。
リアルタイムで数字が見える機器を置くと、この変動を自分の家の条件で確認できます。アプリによっては、その日の気温と並べて見られるものもあります。
エアコンをつけっぱなしにすると電気代はどうなる?エアコンを外出先から操作したい場合は、離れて暮らす親の見守りにエアコンを使う構成で紹介しているスマートリモコンも参考になります。
リアルタイムで数字が動くようになると、思いついたことをその場で試して確かめられます。追加の機器を置く理由は、この「試せる」ことにあります。とくに効果が分かりやすいのがエアコンです。
設定温度を変えた直後に数字が動くので、その日の外気温でエアコンがどう効いているかを、自分の家の条件で確かめられます。立ち上がりの間は大きく使い、設定温度に近づくと運転を絞る——という動きが、数字の上下としてそのまま見えます。つけっぱなしにするかどうかを考えるときの材料にもなります。
30分ごとの記録では、この運転中の細かい変化は平均されてしまい、見えません。動いている最中の様子が分かるのは、リアルタイムで見た場合だけです。
ここで分かるのは「動いたかどうかが自分で分かる」ところまでです。効果の大きさは家の条件(断熱・使い方・契約プランなど)によって変わるため、具体的な数値は出しません。
コンセントに挟むタイプのワットチェッカーは手軽ですが、エアコンは200Vの専用回路につながっていることが多く、一般的な100V用のワットチェッカーでは測れないことがあります。
200V対応やブレーカー側で測る製品もありますが、選択肢は限られます。
エアコンのように大きな家電の動きを見たい場合は、家全体を見るスマートメーター連携の機器の方が届きやすい方法です。
追加の機器を用意しなくても、契約している電力会社のWebサイトやアプリで、スマートメーターが計測した30分単位の使用量を確認できます。
| ①電力会社のWeb・アプリ | ②家庭内の計測機器 | |
|---|---|---|
| 追加費用 | 不要 | 機器の購入が必要 |
| 粒度 | 多くは30分ごと | 今の消費電力(W)がほぼリアルタイム |
| 分かること | 時間帯ごとの使用量の推移 | 家電をつけた瞬間に数字が動くので、どの家電がどれだけ使っているかが体感で分かる |
単価や、使用量を確認できる場所・遡れる期間・表示の粒度は、契約している電力会社や料金プランによって異なるため、まずは契約している会社のマイページやアプリを確認してみてください。
アプリや機器に出る「料金の目安」は、基本料金や燃料費調整額などを含まないことが多く、実際の請求額とは別の数字として扱ってください。
| その30分の電気代 | - |
|---|---|
| 選んだ時間続いた場合 | - |
| 1ヶ月(30日)同じ時間帯だけ続けた場合 | - |
単価は契約や燃料費調整で変わります。明細に載っている実際の単価を入れると近づきます。
この計算機は入力した3つの値だけを使い、外部の推定モデルは使っていません。計算結果に疑問があるときは、電卓で同じ式を確かめられます。
1ヶ月の電気代の合計だけを見ていると、「先月より高い」と分かっても、使う量が増えたのか、単価が上がったのかを切り分けられません。まず使用量(kWh)と単価を分けて見るのが最初の一歩です。
そのうえで、使用量を30分ごとの時間帯で見ると、どの時間に使用量が伸びているかが見えてきます。エアコンの設定を見直す前に、待機電力・給湯・乾燥機など、意識していなかった時間帯の使用が見つかることがあります。